金融機関から融資を受ける際に、どんな審査基準があるのでしょうか?
▼審査基準の種類
金融機関の融資にはさまざまな審査基準があります。
ごく一部ではありますが、1つずつ紹介していきます。
■債権者区分
債権者区分とは、下記の5段階で企業の業績を評価するシステムです。
1、正常先
2、要注意先
3、破綻懸念先
4、実質破綻先
5、破綻先
正常先に近付くほど融資を受けやすくなり、破綻先に近付くほど融資されにくくなる傾向にあります。
■自己資金の額
可能であれば、事業に必要な資金の3分の1程度は用意しておきましょう。
ある程度の時間をかけてコツコツ自己資金を貯めた姿勢が、銀行から評価される場合があります。
▼銀行融資の審査にかかる期間
一般的には銀行融資の審査期間は2週間~1か月ほど。
この期間は借入希望額によっても変動し、希望額が高ければ高いほど長引く傾向にあります。
過去に銀行と何回取引きしたか、というのも審査期間に関わります。
▼銀行融資の審査に通るコツ
銀行融資の審査に通るには、事業に健全性があり、資金の使い道が明確であることが必要です。
起業時はまだ信用がないため、
日本政策金融公庫の融資といった、起業間もない人でも審査に通りやすい融資を選ぶのがおすすめです。
▼まとめ
金融機関にはさまざまな融資の基準があります。
融資の基準を知ることで審査への対策がとれますね。
どうすれば審査に通りやすくなるのか更に知りたいかたは、大阪の藤原公認会計士事務所まで、ぜひお気軽にご相談ください。