起業を考えているかたは、まずは資金調達が必要ですね。
今回は資金調達の方法と、その特徴について詳しく見ていきます。
▼資金調達の方法と特徴
さっそく資金調達の方法と特徴を見ていきます。
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日本政策金融公庫から融資を受ける
中小企業が資金調達をする際に、最も多く利用されます。
審査基準は民間銀行より低めで、しかも2%ほどの低金利で融資が受けられます。
しかし事業に必要な資金の10分の1の自己資金をもっていなければいけないなど、利用するには一定の基準をクリアする必要があります。
■銀行融資を利用する
民間銀行から融資を受ける方法です。
銀行融資には「プロパー融資」と「保証協会付融資(マル保)」の2種類があります。
プロパー融資とは信用保証協会を介さずに銀行から直接融資を受ける方法です。
ただし実績のない中小企業はプロパー融資を受けるのは難しいでしょう。
保証協会付融資とは、信用保証協会が連帯保証人になる融資のこと。
万が一返済不能になった場合は、信用保証協会が融資金額の8割を銀行に支払います。
プロパー融資に比べると保証協会付融資のほうが、中小企業が借りやすいでしょう。
▼ノンバンクを利用する
消費者金融などから融資を受ける方法です。
政府系金融機関や民間銀行よりも審査が優しい傾向にあります。
また融資されるまでのスピードも早く、場合によっては即日で融資が受けられます。
ただし金利は銀行などに比べると高くなるので、長期の借入れはリスクが高くなります。
▼ファクタリングを利用する
ファクタリングとは、売掛金を売却することで資金を得る方法です。
例えば1ヶ月後に売掛金300万円が入金される場合、その300万円をファクタリング会社に前払いしてもらえる、というイメージです。
即日で売掛金を手にするのも可能ですが、15~20%の手数料がかかるので注意が必要です。
▼まとめ
資金調達の方法はさまざまあります。
創業時の資金調達のご相談は、ぜひ大阪にある藤原公認会計士事務所までどうぞ。
国や自治体の助成金や補助金に関する
サポートもさせていただきます。